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PICCとミッドラインカテーテルの安全性と合併症の比較(多施設コホート研究)
ミッドラインカテーテルとは日本では2024年から導入になった比較的新しい治療法です。(海外では以前から使用されています)点滴確保が難しい患者さんに対しエコー下で上腕の静脈から挿入し、PICCよりも手技が簡単であると言われています。CVCと比較し致死... -
I-DECIDEDの日本語訳公開のお知らせ
「I-DECIDED」は、オーストラリアのグリフィス大学に拠点を置くAVATAR (Alliance for Vascular Access Teaching and Research) Groupなどによって開発された、デバイスの評価と意思決定のためのツールです 。看護師をはじめとする医療チームが、PICC(末梢... -
第40回日本環境感染学会総会・学術集会における活動予定
来る7月10日(木)から12日(土)にかけて、パシフィコ横浜にて「第40回日本環境感染学会総会・学術集会」が開催されます。本学会では、J-IVCARESの理事によるVAD(血管アクセスデバイス)関連の発表が5演題予定されております。また、会期中はNORTH3階の非営... -
感染ゼロのミッドラインカテーテル導入
静脈路確保デバイス選択において、中心静脈カテーテルの不必要な使用を削減し、ミッドラインカテーテルの安全な導入を検討した研究です。576床の都市型地域病院での看護師主導による前向き観察研究で、感染リスクと治療完遂率の観点から有用性を評価した興... -
小児の末梢静脈カテーテル挿入時エコー使用の有効性について:システマティックレビュー
小児の末梢静脈カテーテル(PIVC)挿入は血管径が小さく、皮下脂肪が多い、患児の非協力的な態度など解剖学的・心理的要因により技術的に困難とされています。成人領域ではエコーガイド下穿刺の有効性が確立されていますが、小児での効果については十分な... -
抗菌薬ロック療法の有効性:後ろ向き研究(トルコ)
皆様の施設では抗菌薬ロック療法を行っていますか?CVやポート、透析用カテーテルに感染が疑われるとき第一選択は抜去ですが、それがかなわないときはカテーテルロックに抗生剤を使用してなんとか治療しようというものです。有効性は果たしてどうなのでし... -
第3回リサーチミーティング終了のご挨拶
平素より当研究会の活動に多大なるご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。第3回のリサーチミーティングですが,100名を超える皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のご協力のもと、大変有意義な会となり、無事に終了すること... -
担癌患者へのPICC挿入による感染症・血栓症・死亡への影響の後ろ向き横断研究(中国)
担癌患者におけるPICCは、周術期における中心静脈路確保、栄養療法、化学療法など様々な目的で使用され、最近ではCVCよりもPICCが多く好まれてきております。がん患者におけるPICCの挿入に伴い、合併症が死亡への影響因子となりうるのかをまとめた論文を紹... -
末梢静脈カテーテルと静脈炎発症の臨床的特徴(トルコ)
私たちが輸液療法を行う際にまず末梢静脈留置針を挿入することはどこの現場でも多いのではないでしょうか。入院患者の70-90%が受ける輸液療法において、末梢静脈留置針(PIVC)を挿入している患者の50%に血管外漏出や閉塞、感染、静脈炎などの合併症が... -
血液悪性腫瘍患者における末梢挿入型中心静脈カテーテル関連血流感染症の治療に対する抗生物質ロック療法:単一施設後ろ向き研究(中国)
血液悪性腫瘍患者にとって、PICCカテーテルは不可欠なデバイスですが、血流感染は深刻な合併症です。本日は、カテーテル温存と感染治療の両立を目指し、抗生物質ロック療法の有効性を検証した論文をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリ...
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