新着情報
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エノキサパリン(低分子ヘパリン)は乳児心臓術後のカテーテル関連静脈血栓症を予防する
今回は乳児心臓術後のカテーテル関連静脈血栓症予防について2022年の論文を紹介します。 先天性心疾患のある乳児の心臓手術後における中心静脈カテーテル(CVC)関連の静脈血栓症は、重大な問題とされています。術後の血栓リスクを予防する方法は現在のと... -
第2回リサーチミーティング終了のご挨拶
平素より当研究会の活動に多大なるご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。 さて、本日開催いたしました第2回リサーチミーティングには、100名を超える皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のご協力のもと、大変有意義な会とな... -
ミッドラインカテーテルとPICC
日本でも少しずつミッドラインカテーテルが使用され始めました。今後PICCとどうやって使用用途を区別化いくかが検討課題になっていきます。今回は抗菌薬療法で外来通院する患者においてミッドラインカテーテル、PICCのどっちがいいのか?について研究され... -
看護師がエコー下で末梢点滴を入れるのにどれくらいの訓練が必要か?
明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。私は、臨床でエコーを用いて末梢静脈カテーテル留置を行っています。時々、(特に管理職の方に)従来法に比べてどのくらい時間がかかりますか?どのくらいのトレーニングをすれば、で... -
中心カテーテル関連血栓症の発生頻度と疫学:前向き多施設研究(メールマガジン/Blog)
中心静脈カテーテルによる合併症の中で一番注目されるのは血流感染症ですが、カテーテル内およびカテーテル周辺の血栓症も大きな合併症の一つです。その発生を予防するためにもどれくらいの発生率なのか、どれくらいの大きさなのか、どれくらいの期間で発... -
第2回リサーチミーティングのお知らせ
J-IVCARESリサーチミーティングは、VAD(Vascular access device:血管内留置カテーテル)関連の研究について議論するプラットフォームとして設けられました。このミーティングを通じて、研究の質向上を図り、多施設研究の促進、若手研究者の育成、そして最... -
日本の急性期病院でのAライン管理方法とは?(メールマガジン/Blog No.9)
皆様の施設では、A-line(動脈カテーテル)はどのように管理されていますか?実は、A-lineの管理に関する現状を調査した研究はあまり多くありません。本研究では、日本の急性期病棟(ICUやHCU)におけるA-line管理の現状を調査した結果をご紹介します。 こ... -
CHG含有ドレッシングのメタ解析(メールマガジン/Blog No.8)
皆様のご施設では、中心静脈ラインの被覆にクロルヘキシジン含有ドレッシング剤をどの程度使用されていますか?今回は、クロルヘキシジン含有ドレッシング剤の有効性を検討した研究をご紹介します。クロルヘキシジン含有ドレッシング剤を始めて聞いた人や... -
急性期病院での中心ライン関連血流感染予防のための2022年更新ガイドライン(メールマガジン/Blog No.7)
みなさまのご施設では、中心ラインカテーテル関連血流感染対策はどのようにされていますか?本日は「急性期病院における中心静脈カテーテル関連血流感染(CLABSI)予防のための2022年更新ガイドライン」をご紹介します。CLABSI予防について悩んでいる方に... -
メーリングリスト/ブログ(note)発行のお知らせ No.6
中心静脈カテーテル挿入部位とCRBSIの関連:大腿と内頚で差がない? 皆様の施設における中心静脈カテーテル挿入部位の選択はどのようにされていますか?中心静脈カテーテル管理において中心静脈カテーテル関連血流感染(CRBSI)は重大な合併症の一つです。感...