2025年– date –
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末梢静脈カテーテルと静脈炎発症の臨床的特徴(トルコ)
私たちが輸液療法を行う際にまず末梢静脈留置針を挿入することはどこの現場でも多いのではないでしょうか。入院患者の70-90%が受ける輸液療法において、末梢静脈留置針(PIVC)を挿入している患者の50%に血管外漏出や閉塞、感染、静脈炎などの合併症が... -
【参加無料】Research Meeting 開催のご案内 (5/18 オンライン)
最新の知識と実践を共有する Research Meeting を開催します!今回のMeetingでは、患者さんのQOL向上と安全確保に不可欠なVHP(Vessel Health and Preservation:血管温存)とANTT(Aseptic Non-Touch Technique:無菌操作非接触テクニック)もご紹介しま... -
病院内バスキュラーアクセスチーム(VAT)の役割と患者安全への影響:多方法研究
今回ご紹介するのは、米国ミシガン州にある複数病院において実施された、バスキュラーアクセスチーム(VAT)の構造と機能、ならびに患者安全への影響についての多方法(質的・量的)研究です。看護師主導の静脈アクセスチームの実態と可能性を検討するうえ... -
救急外来入院患者に対する血管アクセス教育・トレーニングプログラムの費用対効果
新年度も始まり新たな仲間も加わり、なんとなく転校生がやってきたあの日を思い出しているのは私だけでしょうか?今回は、エコー下静脈穿刺の教育コストに関する報告をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリストに登録またはnoteをご覧く... -
第3回 JIVCARESリサーチミーティング開催のご案内
J-IVCARESリサーチミーティングは、VAD(Vascular access device:血管内留置カテーテル)関連の研究について議論するプラットフォームとして設けられました。このミーティングを通じて、研究の質向上を図り、多施設研究の促進、若手研究者の育成、そして最... -
血液悪性腫瘍患者における末梢挿入型中心静脈カテーテル関連血流感染症の治療に対する抗生物質ロック療法:単一施設後ろ向き研究(中国)
血液悪性腫瘍患者にとって、PICCカテーテルは不可欠なデバイスですが、血流感染は深刻な合併症です。本日は、カテーテル温存と感染治療の両立を目指し、抗生物質ロック療法の有効性を検証した論文をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリ... -
救急外来患者での末梢静脈カテーテル合併症の割合:またその患者要因
救急外来には定期受診外、予定入院以外の患者が入院することがほとんどです。かつ、生命の危機的状況で来院、入院となる場合もあり末梢静脈カテーテルが挿入されることは日常的です。 本日は、救急外来受診患者における末梢静脈カテーテル合併症の割合と、... -
A-line穿刺時の局所麻酔は何がよいのか
本日は、橈骨動脈穿刺時の鎮痛法について、システマティックレビューとネットワークメタアナリシスの結果をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリストに登録またはnoteをご覧ください。 メーリングリスト登録はこちら -
末梢ルートからの昇圧剤投与は安全か否か:システマティックレビュー・メタ解析
昇圧薬は血管外漏出や局所組織虚血などの懸念から成人・小児ともに中心静脈からの投与が推奨されてきました。しかし、敗血症性ショックなど一刻を争う病態において、中心静脈カテーテルの挿入に要する時間は昇圧薬開始の遅延につながります。そのため、昇... -
バナー広告・賛助会員の募集のご案内
一般社団法人日本血管内留置カテーテル研究会(JIVCARES)のホームページをご覧いただきありがとうございます。当会では、血管内留置カテーテルに関する研究と教育のさらなる発展を目指し、活動を行っております。この度、当会の趣旨にご賛同いただける皆...
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