J-IVCARESは、無菌的非接触手技(ANTT®:Aseptic Non-Touch Technique)の公式日本語版、および手順書の日本語版を公開しました。ANTT®の日本語版が国内で公開されるのは、今回が初めてとなります。
ANTT®とは
ANTT®は、英国のAssociation for Safe Aseptic Practice(ASAP)が提唱する、無菌操作を体系化した実践フレームワークです。血管内留置カテーテルの挿入・管理をはじめ、すべての侵襲的手技・すべての診療現場に適用できる考え方として、国際的に広く用いられています。
従来、無菌操作は「清潔・不潔」といった曖昧な言葉や、施設ごと・個人ごとの経験則で語られることが少なくありませんでした。ANTT®は、守るべき対象(Key-Part、Key-Site)を明確にし、手技の難易度に応じて標準的な方法を選択するという、再現性のある枠組みを提供します。
日本語版を作成した背景
これまで国内では、ANTT®の考え方を参照するには原文にあたる必要がありました。J-IVCARESでは、臨床現場の看護師・医師が日常業務のなかで活用できるよう、ASAPの許諾を得て公式日本語版を作成しました。翻訳はJ-IVCARESが行っています。
公開している資料
- ANTT®日本語版 — フレームワークの解説
- ANTT®手順書 日本語版 — 実際の手技に落とし込んだ手順書
いずれも下記のページまたは上部の「研究内容」からご覧いただけます。
活用のしかた
院内の手順書作成やマニュアル改訂の参考資料として、また新人教育・現任教育の教材として活用いただけます。感染対策リンクナース研修やバスキュラーアクセスチームの活動にもお役立てください。
あわせて公開しています
血管アクセスデバイスの評価・意思決定ツール「I-DECIDED」についても、日本語版(オールデバイス版・PIVC版・PICC版)を公開しています。
クレジット
ANTT®はThe Association for Safe Aseptic Practiceの登録商標です。本日本語版は同団体の許諾のもと、J-IVCARESが翻訳・公開しています。
J-IVCARESは今後も、血管内留置カテーテルの安全な留置・管理と感染防止に資する情報提供を続けてまいります。



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