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病院内バスキュラーアクセスチーム(VAT)の役割と患者安全への影響:多方法研究
今回ご紹介するのは、米国ミシガン州にある複数病院において実施された、バスキュラーアクセスチーム(VAT)の構造と機能、ならびに患者安全への影響についての多方法(質的・量的)研究です。看護師主導の静脈アクセスチームの実態と可能性を検討するうえ... -
救急外来入院患者に対する血管アクセス教育・トレーニングプログラムの費用対効果
新年度も始まり新たな仲間も加わり、なんとなく転校生がやってきたあの日を思い出しているのは私だけでしょうか?今回は、エコー下静脈穿刺の教育コストに関する報告をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリストに登録またはnoteをご覧く... -
救急外来患者での末梢静脈カテーテル合併症の割合:またその患者要因
救急外来には定期受診外、予定入院以外の患者が入院することがほとんどです。かつ、生命の危機的状況で来院、入院となる場合もあり末梢静脈カテーテルが挿入されることは日常的です。 本日は、救急外来受診患者における末梢静脈カテーテル合併症の割合と、... -
A-line穿刺時の局所麻酔は何がよいのか
本日は、橈骨動脈穿刺時の鎮痛法について、システマティックレビューとネットワークメタアナリシスの結果をご紹介します。 この先を読みたい方は、ぜひメーリングリストに登録またはnoteをご覧ください。 メーリングリスト登録はこちら -
末梢ルートからの昇圧剤投与は安全か否か:システマティックレビュー・メタ解析
昇圧薬は血管外漏出や局所組織虚血などの懸念から成人・小児ともに中心静脈からの投与が推奨されてきました。しかし、敗血症性ショックなど一刻を争う病態において、中心静脈カテーテルの挿入に要する時間は昇圧薬開始の遅延につながります。そのため、昇... -
エノキサパリン(低分子ヘパリン)は乳児心臓術後のカテーテル関連静脈血栓症を予防する
今回は乳児心臓術後のカテーテル関連静脈血栓症予防について2022年の論文を紹介します。 先天性心疾患のある乳児の心臓手術後における中心静脈カテーテル(CVC)関連の静脈血栓症は、重大な問題とされています。術後の血栓リスクを予防する方法は現在のと... -
ミッドラインカテーテルとPICC
日本でも少しずつミッドラインカテーテルが使用され始めました。今後PICCとどうやって使用用途を区別化いくかが検討課題になっていきます。今回は抗菌薬療法で外来通院する患者においてミッドラインカテーテル、PICCのどっちがいいのか?について研究され... -
看護師がエコー下で末梢点滴を入れるのにどれくらいの訓練が必要か?
明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。私は、臨床でエコーを用いて末梢静脈カテーテル留置を行っています。時々、(特に管理職の方に)従来法に比べてどのくらい時間がかかりますか?どのくらいのトレーニングをすれば、で... -
中心カテーテル関連血栓症の発生頻度と疫学:前向き多施設研究(メールマガジン/Blog)
中心静脈カテーテルによる合併症の中で一番注目されるのは血流感染症ですが、カテーテル内およびカテーテル周辺の血栓症も大きな合併症の一つです。その発生を予防するためにもどれくらいの発生率なのか、どれくらいの大きさなのか、どれくらいの期間で発... -
日本の急性期病院でのAライン管理方法とは?(メールマガジン/Blog No.9)
皆様の施設では、A-line(動脈カテーテル)はどのように管理されていますか?実は、A-lineの管理に関する現状を調査した研究はあまり多くありません。本研究では、日本の急性期病棟(ICUやHCU)におけるA-line管理の現状を調査した結果をご紹介します。 こ...
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